
こんにちは
丸光代表 比嘉です🙂
今回は、6階建てテナントビルの雨漏り調査をご依頼頂きました。
5階で営業されている店舗さまから、「天井からポタポタと水が落ちてくる」と不動産管理会社さまへ連絡が入り、現地確認へ向かいました。
雨漏りというと、どうしても一番上の屋上防水や屋根部分が原因と思われるケースが多く、
・屋上防水の劣化・クラック(ひび割れ)・防水層の破断
などを想像される事が一般的です。
実際、これまでの現場経験でも屋上部分からの雨水侵入は数多く見てきました。
しかし、雨漏り調査というのは「水が落ちている場所=原因箇所」とは限らないのが難しいところです。
今回も、本格的な散水調査へ進む前に、まずは建物内部の確認から行いました。
最初に確認したのは、真上の6階テナント部分の水回りです。
過去には、
・キッチン配管の漏れ・給排水設備の不具合・シンク周辺からの漏水
などが原因だったケースもありましたので、位置関係を含めて慎重に確認していきます。
さらに、トイレや排水配管の位置関係、設備周辺の状況なども確認。
以前の現場では、排水管の接続部分から漏水していたケースもあり、雨漏りと思われていたものが実際には設備漏水だった事例もありました。
ですが今回のケースでは、内部設備からの漏水の可能性は低そうです。
こういった初期段階の確認作業は、実は非常に重要です。
なぜなら、原因をある程度絞り込めるだけでも、
・調査範囲を最小限にできる・不要な工事を避けられる・調査費用を抑えられる・オーナーさまの負担軽減
にも繋がるからです。
雨漏り調査というと、大掛かりな調査をイメージされる方も多いですが、現地確認や事前調査の段階で可能性をしっかり整理する事が、早期解決への近道になる場合もあります。
そして今回、最終的に判明した原因は、少し複雑なパターンでした。
外壁側から侵入した雨水が、内部を伝って5階天井部分へ到達していたのです。
通常であれば、ここまで複合的な侵入経路になるケースは決して多くありません。
しかし建物というのは、経年劣化や構造、過去の補修履歴、外壁状態、防水層の納まりなど、様々な条件が重なる事で、思わぬ場所へ雨水がまわる事があります。
だからこそ、経験だけで決めつけず、一つ一つ可能性を確認しながら調査を進める事が大切だと改めて感じました。
何より、無事に原因箇所を特定でき、オーナーさま、管理会社さま、店舗さまにも安心して頂けて私たちもホッとしております😊
雨漏りは、放置してしまうと建物へのダメージだけでなく、営業や生活にも大きな影響を与える場合があります。
「少しだから大丈夫かな?」と思う段階でも、早めの確認・対応が非常に重要です。
塗装工事・防水工事・雨漏り調査の事ならお気軽に丸光へご相談くださいませ🙂