
こんにちは
丸光代表 比嘉です🙂
今回ご依頼いただいたのは、浦添市にあるテナント店舗の断熱塗装工事です。
ここ10数年、沖縄県内の路面店テナントを見ると、鉄骨造の建物が本当に増えたと感じます。
以前は沖縄特有のRC造(コンクリート造)のテナントも多く見られましたが、建築コストや工期の問題、事業計画とのバランスなどから、比較的短期間で建築可能な鉄骨造の店舗が増えてきた印象です。
しかし、その一方で鉄骨造特有の
悩みもあります。
今回ご相談いただいた内容も、
まさにその代表的なケースでした。
テナントを運営されている役員さまからのお話では、現場で働くスタッフの方々から「夏場の暑さがとにかく厳しい」という声が上がっていたとのこと。
私自身も現地確認へ伺いましたが、
状況は想像以上でした。
もちろん、お客さま側でも何も対策をしていないわけではありません。
エアコンは当然稼働し、扇風機やサーキュレーターなど、暑さ対策も工夫されていました。
それでも沖縄の真夏は簡単にはいきません。
特に単体の鉄骨造店舗の場合、屋根が鋼板屋根(折半屋根など)になっているケースが多く、そこに直射日光が当たり続けることで、屋根自体が非常に高温になります。
イメージとしては、真夏の車のボンネットに近い状態。
太陽熱をまともに受け続けた鋼板屋根は熱を蓄積し、その熱が建物内部へ伝わり、店内温度にも大きな影響を与えてしまうのです。
大型商業施設やモール内に入居している店舗であれば、建物全体の空調管理や断熱性能により比較的快適なケースもありますが、単体店舗では暑さ問題がより深刻になる傾向があります。
そこで今回、私たちからご提案させていただいたのが「断熱塗装」です。
断熱塗料は、太陽から受ける熱の影響を軽減し、屋根表面の温度上昇を抑えることで室内環境の改善を目的とした施工方法です。
実際、施工前後で私自身が身をもって違いを体感しました。
施工前の屋根は、正直なところ手で触れることすら難しい状態。
ほんの数秒触れるだけでも「熱っ!」となるほど、高温になっていました。
しかし施工完了後、確認のため同じ場所に手を当ててみると驚きました。
お世辞抜き、本気で変化を感じたのです。
以前のような熱さはほとんど感じず、手で普通に触れるレベルまで改善。
さらに温度計でも測定したところ、表面温度は35.7度から17.7度へ。
その差、なんと約18度。
もちろんこれは屋根外部表面の数値であり、そのまま室温が18度下がるという意味ではありません。
しかし、屋根から伝わる熱負荷が軽減されることで、店内環境にも大きな変化が期待できます。
スタッフの働きやすさ、エアコン効率の向上、電気代負担の軽減など、さまざまなメリットにもつながる可能性があります。
建物は「ただ塗る」だけではなく、用途や環境、そこで働く人の悩みに合わせたご提案が大切だと改めて感じた現場でした。
これから迎える沖縄の厳しい夏。
少しでも快適な環境づくりに繋がるよう、私たちは塗装を通じて建物だけでなく、そこで過ごす人の安心や働きやすさも支えていければと思っています😊