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こんにちは
丸光代表 比嘉です🙂
今回は、以前にも一度ご紹介しましたうるま市の共同住宅での雨漏り調査について、その後の調査状況をご紹介したいと思います。
こちらの物件でご相談いただいた症状は、
「室内玄関上部の壁から水が伝ってくる」
というものでした。
そして特に心配だったのが、そのすぐ近くにブレーカーボックス(分電盤)が設置されていることです。
水が電気設備周辺へ入り込めば、漏電や電気設備の故障などにつながる可能性もあります。
そのため、できるだけ早く原因を確認する必要がありました。
前回の調査では、まず建物外部から雨水の侵入経路を探していきました。
私たちが初期の目視調査で可能性の一つとして考えたのが、玄関サッシ周辺からの雨水侵入です。
これまでの雨漏り調査でも、サッシ周辺や外壁との取り合い部分、コーキングの劣化などが原因となった事例は何度も経験しています。
そこで疑わしい箇所を一つひとつ確認しながら調査を行いました。
しかし結果として、雨漏りを再現することはできませんでした。
正直、過去に原因となった事例が多い場所だっただけに、反応がなかったことには私自身も少し驚きました。
ですが、雨漏り調査を続けていると、こうしたケースは決して珍しくありません。
そして経験を積めば積むほど感じるのが、
「過去に原因だった場所が、別の建物でも同じ原因になるとは限らない」
ということです☝️
建物の構造、劣化状況、風向き、雨量、室内外の温度差など、条件は一棟一棟違います。
過去の経験はもちろん大切です。
しかし、その経験だけで原因を決めつけてしまうと、本当の原因を見逃してしまう可能性があります。
だからこそ、反応がなければ一度考え方を切り替え、別の可能性を探していくことも雨漏り調査では非常に重要だと考えています🙂
そして今回、2回目の調査を行いました。
今度は外部ではなく、室内側から玄関・トイレ・浴室などを中心に調査していきます。
もちろん入居中のお部屋ですので、入居者さまにも改めて日程をご相談し、ご協力いただきながら調査を進めました。
そこで非常に大きなヒントになったのが、奥さまからお聞きした「水が出た時の状況」です。
改めて当時のことを思い出していただきながら整理すると、
・水が出るのは夜中が多い
・雨ではなく晴れている日にも発生している
・台風の時には漏れていない
・発生した時期は6月頃
という新しい情報が出てきました。
この条件を一つひとつ整理していくと、
「もしかすると、これは雨漏りではなく結露ではないか?」
という可能性が見えてきました☝️
沖縄県では例年、5月頃から6月にかけて梅雨の時期を迎えます。
気温だけでなく湿度も非常に高くなり、建物内部の環境によっては結露が発生しやすくなる時期でもあります。
結露というと、窓ガラスに水滴が付いている状態を想像される方が多いと思います。
しかし実際には、条件によっては壁の内部や天井裏、配管周辺など、普段目に見えない場所で結露が発生することもあります。
湿気を多く含んだ暖かい空気が冷たい面に触れ、温度が露点を下回ると空気中の水蒸気が水滴へ変わります。
これが結露です。
【結露参考動画はこちら⬇️】
その水が壁の内部などを伝って室内へ現れると、
「雨が降っていないのに壁から水が出てきた」
という現象が起こることがあります。
見た目だけでは雨漏りや配管からの漏水と非常によく似ているため、原因を見分けるのが難しいケースもあるんですね。
今回ご紹介している動画も、天候が晴れている日に確認された結露の状況です。
実際にこうした動画をお客さまへお見せすると、
「晴れているのに、こんなに水が出るんですか?」
と驚かれることがあります。
だからこそ私たちは、雨漏り調査では最初から原因を一つに決めつけないことを大切にしています。
雨水なのか。
給排水などからの漏水なのか。
それとも結露なのか。
外部から時間を掛けて調査を行い、「ここからは入っていない」という情報を積み重ねたからこそ、今回の聞き取りによって結露という別の可能性へ考えを進めることができました。
原因を見つけることだけが調査ではありません。
可能性を一つひとつ確認し、違うものを消していくことも原因特定へ近づく大切な調査です。
そして何より、お客さまや入居者さまから、
「いつ起きたのか」
「その時、雨は降っていたのか」
「時間帯はいつ頃だったのか」
「エアコンなどは使用していたのか」
こうしたお話を聞くことも、調査機器と同じくらい重要な情報になる場合があります🙂
今回もまだ決めつけることなく、得られた情報を一つひとつ整理しながら原因究明へ取り組んでまいります。
うるま市をはじめ沖縄県内で、雨漏り・漏水・結露など「どこから水が来ているのか分からない」という症状でお困りの方は、株式会社丸光へお気軽にご相談ください。
雨漏り調査は、建物と症状を一つひとつ確認するところから。
【雨漏り調査事例はこちら💁♀️】
https://www.marumitsu1.com/archives/category/レインボービューシステム雨漏り調査
これまでの経験も活かしながら、決めつけることなく原因を探ってまいります。